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9月 2020の記事一覧

《ブラジル》大統領が目玉新社会政策断念を発表=年金生活者の調整凍結案に激怒=「22年まで話題に出すな!」

 ボルソナロ大統領は15日、「ボウサ・ファミリア」に代わる目玉新社会政策「レンダ・ブラジル」の断念を発表した。その背景には、経済省が同政策を行うに当たり、年金生活者や障害者への支払調整の凍結を行おうとしたことがある。15日付現地サイトなどが報じている。

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《ブラジル》パンタナル=森林火災拡大で動物の墓場に=ジャガー生息地の州立公園65%焼失

 世界でも最大級の熱帯性湿地のパンタナルでの森林火災が一向に収まる気配を見せず、動物達の墓場と化していると13~15日付現地紙、サイトが報じている。  ブラジル中西部のマット・グロッソ州からマット・グロッソ・ド・スル州にかけて広がり、ボリビアとパラグアイの一部にもまたがるパンタナル。ここは地球上の水循環を調べる水文学はもとより、 ...

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高等裁=大統領長男の訴えを無期延期に=職員給与不正着服捜査の打切り嘆願

 連邦高等裁判所第5小法廷は15日、大統領長男フラヴィオ・ボルソナロ上議に関するラシャジーニャ疑惑の捜査差し止め審理を、無期延期することを決めた。同日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》ソニーがマナウス工場閉鎖へ=TV等販売も来年半ばまで

 ソニーが14日、アマゾナス州マナウス市にある工場を2021年に閉鎖する意向である事を小売業者に伝えたと15日付G1サイトが報じた。  14日付の文書によると、マナウス工場での電気電子製品の製造は、21年3月末日をもって終了する。テレビやオーディオ機器、デジタルカメラの販売や配布も21年半ばで終了する予定だという。  ただし、法 ...

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コロナ=英国ワクチンで5千人新規募集=70歳以上が主な対象に

 ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は15日、英国オックスフォード大学が開発し、ブラジルで治験中のワクチンに関し、新たに5千人の治験者を募集する許可を出した。これで国内の治験者は1万人規模となる。同日付現地サイトが報じている。

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東西南北

 政党「共和者(Republicanos、旧・ブラジル共和党)」は今日16日に、サンパウロ市市長選に向けての支部大会を行う。同党からはセウソ・ルッソマノ氏の出馬が確実視されており、ボルソナロ大統領の支援を得ることも堅いとされている。それは、ボルソナロ氏の2人の息子(フラヴィオ氏、カルロス氏)が共和者に所属しているためだ。過去2度 ...

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パラグアイ=極左テロ集団が元副大統領誘拐=仲間の解放と貧民に食料要求

 パラグアイで先週から、元副大統領が誘拐され、国を震撼させている。14日付伯字紙が報じている。

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特別寄稿=「ウガンダの父」柏田雄一 =戦乱越えて繊維業を立ち上げ=サンパウロ市在住 酒本恵三

 ウガンダ共和国で貧しい人々から「ウガンダの父」と敬われる日本人を知っていますか?  「ウガンダ共和国」東アフリカの元独裁国家で国土のほとんどが標高1200メートル以上。アフリカなのに年間平均気温23度と涼しく過ごしやすい気候です。面積は日本の本州とほぼ同じで人口は約3600万人です。40を超える民族が共生することから世界で最も ...

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人文研=川添博さんがZOOM講演=長崎の被爆の歴史を深堀り=参加者と『長崎の鐘』歌合唱

原爆講演画像

 サンパウロ人文科学研究所(モラレス松原礼子理事長)は、ブラジル長崎県人会(森繁親会長)、ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)と共催し、9月26日19時30分より長崎被爆75周年オンライン講演会「75年・長崎・カーニバル・ブラジルから平和の歌を」をZOOMで行う事が決定した。  当日は、ブラジル長崎県人会元会長の川添博さん ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(5)

若かりし頃の星名謙一郎(『移民四十年史』より)

 インテリ系としては、通訳5人男を輩出した東京語学学校(現東京外大)からは、鹿野久市郎、渡辺考、安藤潔(アンドウ・ゼンパチ)、内山勝男らの邦字紙を支える重要な人材が生まれた。  またキリスト教系統の人材としては同志社大学神学部関係の西原清東、週刊『南米』の星名謙一郎、初の啓蒙雑誌『市民』を創刊する小林美登利、同校卒業生で『国民新 ...

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