2020年10月30日の記事一覧

《ブラジル観光省》観光業支援に20億レアル解放=零細・小企業に巨額融資

 新型コロナウイルスの感染拡大で最も影響が大きかった業界の一つ観光業界を支援するため、観光省が2万6千を超える零細・小企業向けの融資資金として20億レアルを解放する事を決めた。

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《ブラジル》盗み働いた路上生活者殺害=車に縛り付け、市中引き摺り回す

 ブラジル北東部マラニョン州で27日、路上生活者を車に縛り付けて引き摺り回し、死体を放棄した事件の容疑者2人が逮捕された。  同州州都サンルイス市プライア・グランデ区にある統合ターミナル前で男性の遺体が発見されたのは5月17日。その後の調査で、死亡したのは路上生活者のカルロス・アルベルト・サントス氏(36)である事が判明した。 ...

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《ブラジル》国民皆保険制度を大統領令で民営化?=国民の不満爆発で撤回「コロナの最中に」「憲法違反」

 ボルソナロ大統領は28日、国民や医療団体からの猛烈な反対を受け、前日発表した統一医療保健システム(SUS、国民皆保険制度)を民営化するための大統領令を撤回した。28、29日付現地紙、サイトが報じている。

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《ブラジル》Anvisaがワクチンの原材料の輸入を許可=コロナバック4千万回分=ドリアは1億回分購入示唆

 【既報関連】国家衛生監督庁(Anvisa)が28日、新型コロナに対する中国製のワクチン「コロナバック」4千万回分を生産するための原材料の輸入を認めたと28、29日付現地紙、サイトが報じた。  原材料輸入はサンパウロ市のブタンタン研究所が9月に「例外的措置」として申請していた。同研究所は今月、許可が出るのが遅いと苦言を呈したが、 ...

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《ブラジル》SC州知事停職、知事代行にもナチス擁護?問題=州都市長には強姦疑惑が浮上

 サンタカタリーナ州では、知事が停職処分となった上、知事代行は父親が行ったナチス擁護発言で渦中に巻き込まれ、州都の現職市長が強姦容疑で訴えを起こされるなど、州全体が揺れている。29日付現地紙、サイトが報じている。  同州知事のカルロス・モイゼス知事(社会自由党・PSL)は24日未明、同州議会の罷免問題特別法廷での6対4の投票結果 ...

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リオ病院火災=転院後に4人目の犠牲者=当面は閉鎖して改築実施か

 【既報関連】リオ市北部のボンスセッソ連邦総合病院で27日の朝発生した火災は、煙の発生が止まらず、現場を冷やす作業が29日朝も継続されていると同日付現地紙サイトが報じている。  病院側の報告によると、第1、第2棟の入院患者計191人は他の医療機関に転院したが、それ以外の37人は退院許可を得て自宅に戻った。28日夜には、コロナ感染 ...

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バイデン勝利ならドルが安定?=ブラジル通貨などの購入勧める声も

 来週の米国での大統領選で、民主党のジョー・バイデン候補が勝利した方がドルは安定するとの見方が投資家や銀行の間で広がっていると29日付現地紙サイトが報じている。

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東西南北

 28日、サンパウロ市と近郊地区を行き来するEMTUのバスに、抗コロナ対策車両12台がお目見えした。12台のバスはヴィアソン・オザスコ社が所有するもので、オザスコ〜サンパウロ市間で使われる。これらのバスは、シートなどに抗菌性の布のカバ―がかけられている。これらの措置には1台につき7千レアルの費用がかかっており、コロナに限らず、バ ...

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特別寄稿=ミツバチの神秘=驚くべき能力と有益な食品=国立アスンシオン大学農学部元教授 在アスンシオン 花野 富夫(はなのとみお)

 地球上には約95万種の昆虫が存在するといわれています。その中でもミツバチほど神秘な生態をもつ昆虫は少ないと思います。  私たちは、子供のころから有益動物といえば、先ず牛や馬、ニワトリなどと教えられてきました。しかし、牛やニワトリがミルクや卵を私たちに与えてくれるためには、草地の牧草や飼料となる穀物を食べます。  一方、ミツバチ ...

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2年前の熱狂どこへ? 市長選苦戦のPSL

ジョイセ氏(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 あと2週間と少し経てば、いよいよ全国市長選だ。サンパウロ市はもちろん気になるが、2年後の大統領選、連邦議員選挙を占う意味で、全国的な動きがコラム子的には気になるところ。  そこで「少なくとも各州都くらいは」と思い、グローボのニュースで報じられている情報をもとに傾向を分析してみたのだが、一つの大きな事実に気がついた。  それは、 ...

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