ホーム | 2020 | 10月 (ページ 11)

10月 2020の記事一覧

《ブラジル》ミナス州=製鉄所の高炉で事故=従業員2人がやけど

 ミナス州中央部のセッテ・ラゴアス市で20日夜、製鉄所の高炉で事故が起き、流れ出した鉱物などで従業員2人がやけどを負ったと21日付現地サイトが報じた。  事故が起きたのはフェルグセッテ製鉄所。高炉を支えていた鋼板が割れ、高炉の中の鉱物などが流れ出したという。消防は21日朝、高炉が爆発したと発表したが、会社側は爆発は起きていないと ...

続きを読む »

東西南北

 20日、サンパウロ市では前日に続いて午後に激しい雨が降り、各地で被害が報告された。大サンパウロ都市圏にまで広げてみた場合、消防には洪水で44回、倒木で44回、土砂崩れで4回の通報があったという。サンパウロ市内では前日に続いて北部での被害が大きく、豪雨で押し流された車が次々と路地の壁に阻まれて止まるといった事態も発生。ブラジラン ...

続きを読む »

金井駐在武官着任、初来聖=「古き良き日本文化に感動」

左から日下野理事長、金井駐在官、清原会長

 在ブラジル日本国大使館付きの防衛駐在官(三代目)に就任した金井茂樹一等陸佐(熊本県、44歳)が10月6日、ブラジル熊本県文化交流協会の清原健児会長と日下野良武理事長と共に来社した。  金井駐在官は熊本県玉名市生まれ。同市立鍋小学校、岱明(たいめい)中学、玉名高校、防衛大学校を経て自衛官になった。7月7日に同大使館に着任。自粛期 ...

続きを読む »

アジア系コミュニティの今=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=フィリピン編<2>

アン・アラードさん

 アン・アラードさん(51歳)はフィリピン人の父親と中国人の母親のもと、母親の暮らしていたフィリピン北部のイサベラ州サンマリアーノで生まれた。5歳からは首都マニラに近い父親の郷里ブラカン州サンミゲルに引っ越し、同地で成長した。  両親は商売を営んでいたことから大学で会計学の学士号を取得し、大学卒業後は、いとこが中東の人材派遣会社 ...

続きを読む »

コロナ禍で「もったいない」が浸透?

ゴミ捨て場に捨てられた再生資源ごみを集める男性(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 3月11日の新型コロナによる世界的流行(パンデミック)宣言以来、日常生活にも様々な変化が表れている。  外出自粛に伴う在宅勤務の増加や公共交通手段の利用者減少(最近はかなり増えているが)などはパンデミック宣言直後からよく言われたし、学校や保育園が対面授業を止め、在宅勤務になった人が子供の世話をしているなどで、保育園の空きを待つ ...

続きを読む »

横浜=ペルー移住史料館を紹介=改修後の展示の見所など

講演会チラシの一部

 JICA横浜海外移住史料館で「世界遺産都市リマの隠れた名所 日本人ペルー移住史料館〝平岡千代照〟」についての講演会が、日本時間の10月31日(土)11時から12時かけてオンラインアプリZOOMを使って開催される。  講師にはペルーの同史料館に初めてJICA海外協力隊として派遣されたOGの大野博子さんを迎え、昨年リニューアルされ ...

続きを読む »

中島宏著『クリスト・レイ』第61話

「そうですね、もし、世界中の人間が同じ発想だったら、アヤも言うように世の中は何も変わって行かなくて面白くないし、第一、移民するという考えも起きてこなかったでしょうね。そうなると、たとえばこの僕も、ここには生まれていなかったことになるね。僕のお爺さんがブラジルに移民してこなければ、今の僕の人生も存在していなかったわけだから。そうな ...

続きを読む »

《ブラジル》「サッカーの王様」80歳に=サントスにペレの壁画お目見え

 「サッカーの王様」ペレが23日に80歳を迎えるのを祝い、世界的な壁画家のコブラが、18日にペレの壁画をお披露目した。  コブラは、ペレの人柄や業績を高く評価している。彼を顕彰するための方法として、ペレが愛してやまないサントス市のポンタ・ダ・プライアにある壁に、代表チームのユニフォームを着たペレとサントス市を象徴する三つのシンボ ...

続きを読む »

《ブラジル》持続可能性重視で電気トラック製造=VW社が業界けん引

 世界中で持続可能性(サステナビリティ)を重視した車の製造が進められているが、ブラジルではトラック業界がこの分野をけん引している。

続きを読む »

《ブラジル》米国が反中国の対応迫る=ファーウェイの5G参入阻止へ=来年の入札を前に

 米国トランプ政権の使節団がブラジルに対し、ブラジルが来年予定しているインターネットの5G入札に関して中国のファーウェイ社を外すように迫るなど、アンチ中国的な姿勢を求め始めていると、20日付現地紙が報じている。  アンチ中国的な姿勢を最も前面に出してきたのは、17日付本紙でも報じた、ブラジルと米国の間の貿易協定締結のために来たト ...

続きを読む »