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10月 2020の記事一覧

中島宏著『クリスト・レイ』第52話

 主役は馬車であったが、植民地自体が共同で所有するトラックも、農業に使う合間を縫うようにして使われた。大体、教会の建設は長期間にわたって、ゆっくり建設されていくのが普通なのだが、このクリスト レイ教会の場合は、その常識を破るような勢いで、早く進展していった。もちろん、そこには信者たちによる、奉仕活動が非常に大きなものであったこと ...

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【日本移民112周年記念】日本移民112周年記念日に寄せて=サンパウロ日伯援護協会 会長 与儀上原昭雄

 今を遡ること112年前の1908年(明治41年)6月18日、笠戸丸に乗った最初の日本移民781人がサントス港に上陸して112年の歳月が流れました。そして今や、ブラジル日系社会は190万人を擁する大きなコミュニティーに発展いたしました。先達の皆様方の幾多のご労苦とご功績に対し、深甚なる感謝の念と敬意を表したいと思います。  残念 ...

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【日本移民112周年記念】移民の日に寄せて=ブラジル日本文化福祉協会会長 石川レナト

 ブラジル日本移民112周年におけるニッケイ新聞社の「移民の日特別号」の発行にあたり、まずは今日のブラジル日系社会の繁栄を築いた先駆移民の御苦労を偲び、開拓先没者の御霊に対し衷心より哀悼の意を表します。  移民112周年という長い年月が経った現在、我々は、先祖代々受け継がれてきた精神を絶やすことなく、日本人移民の子孫である我々の ...

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【日本移民112周年記念】「新しい力」=ブラジル日本商工会議所 会頭 村田俊典(としふみ)

 「日系移民112周年」を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  コロナ禍で、いまだに世界中が混乱しており、社会も、政治も全て手探り状態で、正解のない毎日が続いています。  しかし、112年前の世界、特に日系移民の方々の生活を想うと、もっと不安定で厳しい状況であったに違いありません。  私たちは、移民史料館や映画やドラマな ...

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《ブラジル》数学五輪で世界10位に=6人全員がメダルを獲得

 1959年に始まり、14~19歳の高校生が参加する数学五輪で、ブラジルが165ポイントを挙げ、参加105カ国中10位に入賞した。  ブラジルが数学五輪に参加し始めたのは39年前だ。今回は、金メダル1人、銀メダル5人という好成績で、日本やフランス、カナダ、ドイツといった国を上回る、史上最良の結果となった。  金メダルはペドロ・ゴ ...

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《ブラジル》コロナ禍=病院関係者が驚きのプレゼント=ICUの窓を挟んで父と再会

 ブラジル北部トカンチンス州州都のパルマス市の病院関係者が、新型コロナウイルスの感染患者に驚きのプレゼントを用意した。  プレゼントを受け取ったのは、コロナ感染症で集中治療室(ICU)に入院中の弁護士ジョゼ・ウーゴ・ソウザ氏だ。11日間の入院で症状が少し落ち着いた同氏は、1日に初めて廊下を歩く事が認められた。  予期せぬプレゼン ...

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《ブラジル》大統領が最高裁新判事に穏健派指名=サプライズ人事を強行=セントロンの影響濃厚

 【既報関連】ボルソナロ大統領は1日、セルソ・デ・メロ判事に代わる最高裁の後任判事として、カシオ・ヌーネス・マルケス氏を指名した。福音派の判事を指名すると思われた矢先の穏健派判事の指名は、大統領支持の保守派から強い批判を浴びつつも断行された。2日付現地紙が報じている。  福音派ではなく、カトリックの判事で、ボルソナロ派でもないカ ...

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《ブラジル》外国人投資家の撤退急増=引き揚げ額は昨年の倍に=景気回復の動きはあるが

 ボルソナロ大統領が当選し、ゲデス氏を経済相に据える事を明らかにした時、外国人投資家を含むマーケットは好感を示した。だが、コロナ禍の影響や財政危機の可能性の高まり、政界の混乱などで、株式市場から撤退する外国人投資家が続出しており、1~9月の引き揚げ額は既に、昨年1年間の倍に達したと2日付エスタード紙が報じた。

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《ブラジル市長選》連邦レベルで対立する政党が連立=摩訶不思議な左右共闘

 ボルソナロ大統領が所属していた右派・社会自由党(PSL)と、ルーラ元大統領の左派・労働者党(PT)は対立イメージがありながらも、11月の全国市長選で数多くの連立を組んでいると2日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》ボルソナロ氏名誉毀損裁判で敗訴=逆に賠償金支払い命じられる

 ボルソナロ大統領が名誉毀損裁判で敗訴し、逆に1万レアルの賠償金の支払い命令を受けたと、2日付現地紙・サイトが報じている。

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