西風会(せいふうかい)は今月、『西風』12号(233頁)を刊行した。同会は会員が毎月1回集まり、様々なテーマについて議論する私的な研究会。 巻頭では、サンパウロ人文科学研究所顧問の鈴木正威さんが4月に死去したことをしのび、同氏が最後に書き残した一句を掲載。 今回は座談会を2回分掲載。テーマは「日本移民史料館、幸福度について ...
続きを読む »2020年12月24日の記事一覧
《記者コラム》「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た」
クリスマスの時期に読まれる聖書箇所に、イザヤ書9章2節「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った」がある。 この言葉は、北イスラエルを滅ぼしたアッシリアがガリラヤ地方に他国人を移住させたりして、「神の民」を自任するユダヤ人が恐怖や屈辱、絶望の闇の中を歩んでいた時に語られたものだ。 ...
続きを読む »なかよしグループが寄付=こどものそのに3千レ
女性の友人同士による「なかよしグループ」が4日、社会福祉法人こどものその(小田セルジオ会長)に3千レアルを寄付した。 同グループは例年なら同事務所を訪れて直接寄付をしているが、今年は新型コロナの関係で銀行振込による寄付となった。 同グループ一同は、「この寄付金が少しでも助けになればと願いを込めて寄付しました。コロナで大変で ...
続きを読む »本紙への寄付者芳名
日毎叢書企画出版(主宰=前園博子さん)をはじめ、匿名希望の篤志家の皆さまより寄付をいただき、ありがとうございました。
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第99話
「それとも、よほど鈍感だったのかということでしょうね。私の見るところではどうも、そのどちらにも原因があったということのようね。でもね、マルコス、そんなことよりも、私はもっと大事なことが、そこにはあったというふうに解釈したいわ」 「もっと大事なことというと?」 「つまりね、二人ともが相手のことを考えて、心配し、できるだけ自分のこと ...
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