11月15日、29日に行われた統一地方選では、社会民主党(PSDB)や民主党(DEM)、セントロンなどの中道系政党がうまく波に乗った。それぞれの州での実権を強め、22年の統一選挙に向けた新たな政界の力になりうると、1日フォーリャ紙が報じている。
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《ブラジル》法定アマゾン=1万1千平方キロの森林失う=2年連続の1万平方キロ超え=パリ協定時の公約に違反か
国立宇宙研究所(Inpe)の発表によると、法定アマゾンは2019年8月~2020年7月の1年間に前年同期比で9・5%増となる1万1088平方キロの森林を失ったと11月30日、12月1日付現地紙、サイトが報じた。ただし、この伐採増加率は予想よりは低かった。 今回発表されたのはProdesと呼ばれるシステムを使った政府の公式デー ...
続きを読む »ブラジル・アルゼンチン首脳会談=確執から遠ざかる隣国=就任1年後に和解?
ボルソナロ大統領は11月30日、アルゼンチンのフェルナンデス大統領との初めての二国間会合をビデオ・カンファレンス形式で行った。12月1日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》12月から電気代値上がり=追加料金徴収を突如再開
国家電力庁(Aneel)が11月30日、12月1日から電気代の追加料金徴収を再開すると発表したと同日付現地サイトが報じた。 同庁は5月26日、新型コロナのパンデミックで電力消費が落ち込んだ事を理由に、年内は電気代の追加料金を徴収しないと発表していたが、今回は、状況が変化したとして突如、追加料金の徴収再開が決まった。 電気代 ...
続きを読む »《サンパウロ州バウル》黒人女性新市長に人種差別=決選投票前後から嫌がらせ
11月29日の決選投票で当選を決めたサンパウロ州バウルーの新市長が、黒人女性ということで殺人予告などの嫌がらせを受けていたことが明らかとなった。1日付現地紙が報じている。 被害を訴えたのは、バウル市長選に当選したスエレン・ロジム氏だ。彼女によると、「決選投票の前後から、ワッツアップを介して人種差別の嫌がらせを受けていた」とい ...
続きを読む »東西南北
57市で市長選の決選投票が行われた翌日の11月30日、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事が、サンパウロ州のコロナウイルスによる外出自粛規制を黄レベル(5段階中3段階目)に厳格化すると宣言した。これに関する州民の反応は、「予想通り」という感じで特に驚きもなかった。規制されたとはいえ、ショッピングや商店街も閉まるわけではないから、 ...
続きを読む »【特別寄稿】コロナ明けに行きたい博物館=コーヒーの歴史と魅力堪能=サンパウロ・ヴィラカロン在住 毛利律子
案外難しいコーヒー作り ニッケイ新聞11月14日号に、カフェ・ファゼンダ・アリアンサ社の新商品「ドリップバッグ・コーヒー」のことが紹介された。私は幸運にも、この記事より一足先に商品を味わい満喫している。早速、その会社のネットサイト(https://cafefazendaalianca.com.br)をのぞき、興味深い話を見聞す ...
続きを読む »下本八郎氏「国際パーク」を!=構想実現のため奔走中=州議時代からのライフワーク
「死んだら何も持っていけない。どうせなら後世に何か残したい」――壮大な構想を携えて11月6日に来社した下本八郎元州議は、そう心中を吐露した。下本氏のプロジェクトとは「国際パーク」建設。日本の城や伝統建築を模した建物を作って日本色を全面に押し出し、さらに中国・韓国・ポルトガル・スペイン・イタリアといった6カ国のレストラン20店を ...
続きを読む »特別寄稿=『余は至高の総統なり』出版へ=翻訳後に幾多のハードル= パラグァイ在住 坂本邦雄
私は、特技としての西語から日語及び、逆に日語から西語の両翻訳業を長らく、移住事業団(JICA)、搾油会社(CAICISA)や、最後は住友商事のサラリーマン時代に、副業の様にしてやってきた。 そのためには、古くからアスンション市の最高裁判所において、公証翻訳人の登録(15番)もして居た。 だが、もう齢も歳だしこれ以上、余り出 ...
続きを読む »サントス日本人会文化祭=メールなどで広く意見募集
サントス日本人会(AJS、中井貞夫会長)は12月2日、3日の19時から「Bunkasai Virtual」(バーチャル文化祭)と題して同会公式ユーチューブ上(https://www.youtube.com/channel/UC2UZsWSt9vhSrp3aMlv4HWA)でオンライン開催する。 同祭はAJSの青年部ボランティ ...
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