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【2020年新年号】2020年に力と希望を!=日伯文化連盟理事長 吉田エドアルド

吉田理事長

 2019年は、目の前に次々に現れる様々な困難を乗り越え、耐えるためのエネルギーが必要な戦いの一年でした。
 構想した計画を実行に移して勝ち抜く気持ちを持って、もっと強く、経験を重ねて2020年という年に取り組んでいく所存です。
 今年が日本でオリンピックが開催される年であることを思い出すとき、希望は刷新されます。五輪は、乗り越えることや力に関する数えきれない歴史を生み出してきたイベントだからです。
 少なくとも開催期間中の2週間は、その間に行われたセレモニーや競技の美しさについての話題で一日が覆い尽くされるでしょう。
 そのような流れの中で、日本の文化や美術への関心は一層高まり、無数の人にも情報が届き、注目の的になることと思います。
 このとても古い歴史を持ち、豊かで重要な文化に興味を持った人々の関心を獲得する機会に、我々は恵まれることでしょう。
 2016年オリンピック・リオ大会において、日本人たちは競技場を掃除してブラジル人に強い印象を残しましたが、この度は日本が主役となる大会ですので、それ以上に世界を感動させる何か、日本人にとっては日常的なことでも世界からすれば驚くようなことを見せてくれるに違いありません。
 旧年5月1日に新天皇陛下ご即位され、「令和」という新時代が開始したことにより、期待感が高まっています。
 令和という名前の意味は、「美しい調和」であり、まさに新年に期待されることであります。
 ブラジルと日本を繋ぐ計画や行動がどんどんと模索・実行されて、たくさんの調和がもたらされ、全ての人にとって幸福な2020年でありますように!