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JICA=東京五輪応援の動画を制作=日本語学校生徒が元気に踊る

子どもや先生が元気に踊っている動画

 ブラジル日系社会で活動中のJICA青年ボランティアが、派遣先の日系団体に協力を仰ぎ、今年日本で開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の応援動画を制作した。現在、動画共有サイトYouTubeで動画を公開している。

 動画の内容は、日本語学校の生徒らが「〈NHK〉2020応援ソング プロジェクト」に採用されている楽曲『パプリカ』(作詞・作曲=米津玄師)の振り付けを覚え、踊りを披露するもの。
 同楽曲は、日本の大人気歌手の米津玄師がプロデュースする小中学生の音楽ユニット「Foorin(フーリン)」によるもの。NHKの同プロジェクトは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に「東京2020公認プログラム」として認証を受けている。
 サンパウロ州ピンダモニャンガバ市で日本語教師を務める近藤ゆみさん(28、滋賀県)が、ブラジル各地のJICAボランティアに呼び掛け、協力した15人のボランティアと共に動画を制作。ブラジル北東部、アマゾン地域、パラナ州、サンパウロ州などの日系15団体が参加した。
 近藤さんは「日系人は日本を誇りに思い、憧れも抱いている。そんな日系社会を日本人に知ってほしいと思った」と制作のきっかけを明かし、「2016年のリオ五輪の次が今年の東京五輪で、ブラジルから日本へのバトンタッチのように思う。東京五輪を楽しみにしている日系人の思いを表現したかった」と述べた。


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 ブラジルの日本語学校生徒らが音楽ユニット「Foorin」の楽曲『パプリカ』に合わせて踊る様子を、動画共有サイトYouTubeで公開中だ。同サイトでは、JICAボランティアが子どもらに踊りを教える場面などを収録した「メイキング付き版」も公開。ぜひ読者の皆さんも、会員制交流サイト(SNS)などで彼らの動画を広めてほしい。また日本では、この動画のように、楽曲『パプリカ』に合わせて踊る様子を動画で公開することが流行しているとか。読者の皆さんも子どもたちに頼んで、東京五輪開催への期待を動画で表現してみては?