10日未明、リオ州海岸部のバイシャーダ・フルミネンセ地区で、自宅のソファでくつろいでいた8歳の少女が、外部からの流れ弾に当たって死亡する事件が起きた。同日付現地サイトが報じている。
亡くなったのは、ベウフォルジ・ロショ市エスペランサ公園区に住んでいたアナ・カロリナ・デ・ソウザ・ネーヴェスちゃん。ソファに座っていた時、外から飛んできた銃弾を頭に受けた。
このすぐ後、現場近くの通りで警察車両が住人に取り囲まれた。人垣の中から現れたのは、アナちゃんを抱きかかえた父親で、警察官が警察車両で市内の病院に連れて行ったが、アナちゃんは助からなかった。
事件当時、現場付近では特に警察による取り締まりは行われていなかった。両親によると、アナちゃんが被弾する直前に、外で数発の銃声が聞こえたという。
リオ州では昨年も、こうした流れ弾による子供の死が相次ぎ、社会問題化している。