ブラジルをテーマにした楽曲を多数発表している日本人ミュージシャン、REI CAPOEIRAPさんが、新たに『Pastel(君にパステウ)』を動画共有サイトYouTubeで公開している(https://www.youtube.com/watch?v=qwR8pAkEXN8)。昨年末12月23日に来社したREIさんに話を聞いた。
新曲は思わず体を動かしたくなるようなテンポの良い曲調。「パステウに詰めた愛と夢」と、パステルを通して大切な人とブラジルへの愛を歌っている。
自主制作の動画からは、在日ブラジル人が多く住む群馬県邑楽郡大泉町のパダリアやスーパーマーケット、サンパウロ市のフェイラなど日伯双方にまたがる日系社会の様子がうかがえる。
REIさんは「大泉町に通ってパステルをよく食べる」という。東京都の代々木公園で毎年開催されている「ブラジルフェスティバル」や大泉町のイベントなどで、すでに楽曲を披露している。今回が5度目の来伯で、「日本にブラジルの多様性、魅力をもっと伝えたい」と力強く語った。
楽曲はAmazon Musicなどでダウンロード販売されている。
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ブラジルをテーマにした楽曲を多数発表しているREI CAPOEIRAPさん。楽曲によって歌詞の内容や曲調が大きく異なり、初期移民の苦難を歌うこともあれば、ファンクやサンバのリズムを組み合わせた楽曲、カイピリーニャをテーマにした陽気なものも。音楽性について聞くと「ブラジルだからサンバやボサノバと決め付けず、自由に楽曲を作っている。そこに表れる独創性、特徴が自分の個性なのだと思う」と答えた。現在も創作活動を行いながら、日伯で楽曲を披露する機会を探して画策しているとか。今後もブラジルの魅力をどんどん日本へ届けてほしいところ。