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「疑いなく良い補強」=本田移籍が取り沙汰される、ボタフォゴ監督が会見

 ブラジリア時間23日昼過ぎ、「元サッカー日本代表MFの本田圭佑がリオのボタフォゴと加入に向けて交渉中」と報じられ、24日にボタフォゴの監督会見が行われた。

 同チーム監督のアルベルト・ヴァレンチン氏は本田加入の可能性について、次のようにコメントしている。

 ヴァレンチン氏は、「本田加入の話は最近出たばかりだ。フロントは確かに彼にオファーをした。 私は今、補強方針その他、今後数日間の内に解決すべき重要な問題について、チームのフロントと話し合うための会議に行くところだ」と語った後、「本田は代表経験もある、クオリティーの高い選手だ。経験もあるし、年齢的にもまだまだ活躍できる。教育レベルが高く、規律正しい文化の国、日本の選手だということを考えれば、実現すれば、疑いようもなく、良い補強だ。ただ、今は交渉中で、それがどこまで進んでいるかは私は知らない」と結んだ。

 リオに本拠を置くボタフォゴは、1894年創設の名門クラブで、タッサ・ブラジル1回、ブラジル全国選手権1回、リオデジャネイロ州選手権21回の優勝を誇る。

 近年は、ブラジル全国選手権1部で中位以下が定位置だ。2014年シーズンには全国2部への降格も経験したが、1年で1部に返り咲いた。

 1960年代にはガリンシャやジャイルジーニョなど、ブラジル代表としてもワールドカップ優勝を果たしたほどの名手が所属。リオ州選手権やリオ州・サンパウロ州対抗トーナメントなどで優勝を重ねた。

 最近では、2012年から14年にかけて、元オランダ代表MFのシードルフも所属した。

 2016年のリオ五輪で陸上競技の会場としても使われた、リオ市北部のエンジェニャン競技場(偉大なOBの名をとりニルトン・サントス競技場と呼ばれることも)をホームとしている。

 同じリオ市を本拠とする、フラメンゴやフルミネンセ、バスコ・ダ・ガマなどが主要なライバルだ。(24日付グローボエスポルテより)