リオ市の学究機関ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が30日、1月のブラジル国内のサービス業信頼感指数(ICS)は前月(昨年12月)の96・2ポイント(P)より0・1P低い、96・1Pだったと発表した。
ICSは0から200の間で算出され、100P以上なら景気を楽観視していることを示す。100P未満の場合は、景気を悲観視していることになる。
1月の指数が前月より低下したことにより、昨年11、12月と続いていた前月比での上昇傾向がストップした。
信頼感低下は13業種中、6業種で発生した。また、「現状評価」は1・4P下がって、91・5Pを記録した。ただし、「今後数カ月の期待感」は1・2P増えて100・9Pとなった。
また、本来備えているサービス生産能力の何%が稼動しているかの調査では、稼働率が前月の81・9%から0・4%P増えて、82・3%となった。この数値は2018年4月以降で最大だ。(30日付アジェンシア・ブラジルより)