昨年末にブラジル陸軍少将に就任した、エドソン・マサユキ・ヒロシ氏(52、三世)が22日、サンパウロ州カンピーナス市の陸軍11師団司令官に着任した。着任の式典に出席した平崎靖之さんが、28日に報告のため来社した。
平崎さんは「ヒロシ少将は約4500人を指揮する将官となった。カンピーナスの師団司令官を務めて、後に大将になった人も多い」と今後の活躍を期待する。
23日夜には、平崎さんが会長を務めるリベルダーデ友好会が、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイ・パラセ・ホテルで、ヒロシ少将を招き歓迎会を開催。野口泰在サンパウロ日本国総領事、池崎博文リベルダーデ文化福祉協会会長も出席した。
ヒロシ少将は「任務では協力することが大切だ。日系社会とも力を合わせていきたい」と語ったという。
ヒロシ少将は歴代6人目の日系陸軍将官。陸・海・空軍では通算13人目の日系将官だ。空軍では過去に日系の大将がいるが、陸・海軍では中将がこれまでの最高位。