群馬県の高崎商工会議所がサンパウロを訪れる機会にジェトロ・サンパウロ事務所(大久保敦所長)は、サンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52 – Bela Vista)のセミナールームで一般向けの「高崎だるま絵付けワークショップ」を18日(火)午後3時~5時まで開催する。招待客向けは午後6~9時。
ワークショップでは、同商工会議所の今井だるま店NAYAの今井裕久氏によるだるまの紹介と絵付けデモンストレーション、そして参加者に実際に白地のだるまの絵付け体験をしてもらう。
同市のだるま生産量は全国の8割を占めると言われ、最近では赤だけでなく、青、緑などいろいろな色のだるまが作られ、特別な言葉を書いてもらうなどのサービスもでてきた。願掛けをする「縁起物」として日本文化の一部を成す習慣だ。
「合格だるま」「必勝だるま」「デザイナーズだるま」「自由名入りだるま」「還暦だるま」「応援だるま」など様々なタイプがある。当日以降、JH館内のショップ「真」で販売を開始する予定。
大久保所長は「県レベルでは今までも物産紹介はあったが、市としては珍しい。ぜひ高崎の特産品を知りに足を運んでください」と薦めた。
前日17日(月)には料理人やレストラン、メディア関係者などの限定客向けに高級食材紹介パーティを行い、大利根漬、ゆあさ農園、福島農園などによる梅や梅肉・梅酢ソース、群馬産小麦を使ったうどん、牧野酒造(高崎)の日本酒や焼酎、梅酒などが紹介される予定。