サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、マルセロ・アラウージョ館長)は、アートとテクノロジーで日本を体感する『夢に見た日本』展を今月18日~4月26日まで、同館(Av. Paulista, 52 – Bela Vista)の地階展示スペースで開催している。入場無料。
本展では、大型プロジェクションマッピング(実物と映像をシンクロさせる手法)による迫力の映像と幻想的な音楽を用いて、日本の旅を疑似体験できる。
空間を手掛けたのはダニー・ローズ・スタジオで、パリのアトリエ・デ・ルミエールで発表した『Japon Rêvé(夢見た日本)』を再現した。
映像は日本を象徴する桜の花吹雪や、スカイランタンで有名な新潟県の津南雪まつり、浮世絵師、葛飾北斎が描いた神秘的な森など、日本らしいもので構成されている。これに坂本龍一の音楽や、高速で打ち鳴らされる和太鼓が流れることで、日本気分を味わうことができる。
JHのナターシャ・バルザギ・ジーネン企画担当局長は「日本を象徴する映像の数々で、日本にいるような夢の世界を体感できますよ」と語っている。問い合わせはJH(11・3090・8900)まで。また、JHの詳しいプログラムやイベントはFacebook(www.facebook.com/JapanHouseSP/)又はインスタグラム(@japanhousesp)で確認できる。