国内総生産が思ったように伸びなかったことを受け、4日のマスコミ対応でコメディアンを使ったことが不評だったボルソナロ大統領。この日は三男エドゥアルド下議の側近が有名なフェイクニュース・インスタグラムを開設し、利用していたことも明らかにされ、踏んだり蹴ったりだったが、さらにそこに、自身の新党「ブラジル同盟」の3月までの結党が絶望的との報道も入っている。選挙高裁によると、49万2千件の署名が必要なのに、現在の有効票は6605件しかなく、2倍強の1万3726件が無効とされた。無効とされた署名の中には物故者のものもあったとか。もう少し入念な準備が必要だったのでは。
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ボルソナロ大統領の熱烈なファンとして有名な大御所女優のレジーナ・ドゥアルテ氏が4日、新文化局長に就任した。政治経験の一切ない同局長がどういう政策を行うのかが見ものだが、彼女は早速、「ロックは悪魔の音楽」との発言を行った国立芸術財団(FUNARTE)のダンテ・マントヴァーニ氏ら、極右思想家オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏の息のかかった人たちを解雇。早速、対立がはじまっているが、どうなるか。
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サッカーのリベルタドーレス杯は3日からグループリーグがはじまっている。4日夜は、敵地アルゼンチンでの対ティグレ戦に臨んだパルメイラスが、危なげない試合運びで2―0で快勝した。この日は2連覇を狙うフラメンゴも勝利。ブラジル勢はここまで、出場した6チームが全て勝利を収めるスタートとなっている。