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 「アルゼンチンのカントリーリスクが9日(月)、約2800ポイントに達し、2005年以来の最悪レベルになった」と同国邦字紙『らぷらた報知』8980号が報じている。これはJPモルガン銀行が発表したインデックスで、6日(金)の終値から15・5%も上昇した。ただし、最悪だった2005年は6600ポイントだったので、その半分以下。とはいえ昨年8月末、大統領選挙の大統領予備選挙後も2532ポイントまで上昇していたので、それよりも高い。お隣のアルゼンチンが立ち直らないと、ブラジル自動車産業の輸出も伸び悩むことは必死。隣国とは言え、あまり他人事ではなさそう。