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松浦アントニオさんが寄付=合計5千レアルを5団体に

松浦アントニオさん

 松浦アントニオさん(89、二世)=サンパウロ州サンミゲル・パウリスタ在住=が20日に90歳の誕生日を迎え、創業したマツウラ・セグーロス社も60周年の節目を迎えるにあたり、祝賀会用に準備していた資金(合計5千レアル)をニッケイ新聞、ブラジル静岡県人会、サンパウロ日伯援護協会、希望の家、憩の園に寄付すると申し出た。
 社長秘書の矢野マリアさんが預かっているので、各団体代表関係者は午後2時以降に受け取りに本社まで来ること。
 松浦さんはサンミゲル・パウリスタ文協会長、ラジオ体操連盟会長、サンパウロ州柔道連盟理事、こどものその理事、希望の家理事、サンパウロ市東部地区の日本語教師の研究会「聖東連盟」会長などを歴任してきた。
 同セグーロス社では60年間に4回も全伯1位に選ばれ、表彰されたという。63年はスル・アメリカ保険会社、80年はウニオン・デ・セグーロス社(南大河州)、93、94年はポルト・セグルーロ社だという。
 松浦さんは「皆様のおかげで長生きさせてもらった。感謝の気持ちです」と微笑んで手渡した。