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東西南北

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は15日、16日からCBF主催の大会や試合の無期限中断を発表した。声明には「現在実施中のCBF主催の全国規模の大会(ブラジル杯、女子全国選手権1部、2部、17歳以下ブラジル選手権、20歳以下ブラジル杯)の試合は再開予定日時を決めずに中断する」と書かれていた。各州選手権は各州サッカー連盟の判断に任された。リオ州、サンパウロ州、リオ・グランデ・ド・スル州、ミナス州などの選手権は中断の予定だ。「サッカーの行われないブラジル」という超異例の事態だ。
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 コロナウイルスは既に全世界を巻き込んだ危機になっているが、その他の危機も待ってはいてくれない。ブラジル保健省の国内伝染病問題報告書によると、デング熱は今年、サンパウロ州だけで6万1千人の患者が発生。サンパウロ州はデング熱発症数トップで、2位は5万2600件のパラナ州、3位は2万5千件のミナス州だ。保健省によると、今年の発生件数は昨年より70%も多い。今年は雨が多く、1月の気温が上がらなかったことが、デング熱流行を2月、3月にずれ込ませた。中旬から暑くなってきた3月は被害拡大が予想される。コロナ予防だけでなく、ヤブ蚊の繁殖予防もお忘れなく。
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 ボルソナロ大統領が15日、コロナ感染の疑いが晴れるまで観察期間中であるにも関わらず、デモ参加者と接触してひんしゅくを買ったが、リオ州でも、夏の終わりを楽しもうとする人たちが海岸に繰り出し、保健省が避けるようにと勧める人ごみ状態に。ヴィッツェル知事はバールやアカデミアを閉めるよう命じる知事令を出すようだが、市民が素直に従うか?