昨シーズンの途中からフラメンゴの指揮官に就任し、チームを全国選手権優勝、リベルタドーレス杯優勝、クラブワールドカップ準優勝に導いたポルトガル人のジョルジ・ジェズース監督(65)が16日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の1次検査で陽性だったことが分かった。同監督は現在、感染の有無を正式に確認するための2回目の検査の結果を待っている。
フラメンゴが発表した声明によると、ジェズース監督はチームのメディカルスタッフの管理下にあり、「安定した健康状態」を保っている。 チームは、「新型コロナウイルスが流行中であることから、少なくとも1週間はトップチームと育成チームの練習を停止する」と発表した。
ジェズース監督はソーシャルメディアに、「自分の健康状態は問題ありません。1カ月、2カ月、1年前と同じように感じています。1次検査は陽性でしたが、症状は出ていません。友人やフラメンゴファンの愛情に感謝したいと思います。 1週間も経たないうちに、すべてが正常に戻るでしょう。自信を持っています」と語る動画を投稿した。
リオ州サッカー連盟は16日に、リオ州選手権を15日間中断することを発表した。フラメンゴは、「今はコロナ災禍に見舞われている繊細なタイミングであることを認識し、連邦政府、州政府、地方自治体の指示に引き続き従う」との声明を発表している。(16日付G1サイト、アジェンシア・ブラジル、17日付エスタード紙、フォーリャ紙などより)