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衛生管理強化する飲食店=風評惑わされず利用して

らーめん和店に常備されている消毒用アルコール

 新型コロナウイルス感染拡大の影響から軒並み売り上げが落ち込んでいる外食業界。飲食各店は衛生管理を強化し、感染予防を徹底。「風評に惑わされず利用して欲しい」と呼びかけている。
 ラーメン和・パウリスタ店では、平時から衛生専門家を招いて定期指導を受けており、コロナ騒動においては、その初期から対応を強化した。消毒用アルコールの店内配備を始め、感染予防啓発映像の店内映写や客席を64席から20席に減らし、客席間のスペースを確保。従業員には接客時に2m弱の距離をとるように指導しているという。
 コロナにまつわる風評被害も発生している。同店従業員から感染者が出たとの風評が流れたが、実際にそうした事実はない。長谷川洋二取締役は「苦境にめげず、衛生強化の取り組みをして営業努力をしている店は沢山ある。風評に惑わされず、利用して欲しい」と語った。