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PSDB=新たな収賄工作疑惑浮上=高速道建設に関し18年間も?

 アンシエッタ/イミグランテス高速道の建設運営を行った企業エコヴィアスが、18年間にわたり、12の契約で贈収賄工作を行っていた疑惑をサンパウロ州検察局に対して認めていたことがわかったと、7日付現地サイトが報じている。 
 不正行為が行われたのは1998年から2015年にかけてで、いずれも、マリオ・コーヴァス氏、ジェラウド・アウキミン氏、ジョゼ・セーラ氏ら、PSDBの知事の時に起こったものだという。 
 同社によると、カルテルが始まったのはコーヴァス氏が知事だった時代で、それは今も継続しているという。また、同社の他に11社が計画に関与したとの証言もなされている。 
 エコヴィアス社がこの間に支払った賄賂は6億5千万レアルに及ぶ。その内の4億5千万レアルは建設に関するもので、1億5千万はペダージオ(通行料)に関するもの。残りの5千万レアルは罰金に関するものだったという。同社は補償を約束している。 
 PSDB側は、「法には従っている」として、疑惑を否定している。