6日のマンデッタ保健相の解任か否かを巡る騒ぎはブラジル中でかなり大きな話題となり、国内のみならず、全世界のツイッターの話題ランキングでも、トップに達していたという。しかも、その日の1位を争ったのは、イギリスのボリス・ジョンソン首相の新型コロナウイルスの悪化での集中治療室入院の話題だったというから、コロナに関する政治家の話題でツイッター上の噂が持ちきりになった、ということになる。世界には、ツイッターの話題ランキングの上位をチェックする人もいるので、これでマンデッタ氏の名前を知った人も少なくないのでは。ブラジルでのコロナ対策をめぐる争いがマイナス・イメージで世界に伝わらないことを願うが。
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7日、日本でも遂に緊急事態宣言が発令されたが、ブラジルの報道では、これはボルソナロ大統領支持派に不利だと言われている。なぜなら、これまでボルソナロ派の人たちがネット上での議論する際に隔離政策は不要と主張するために、「あの国だってやっていない」の例として頻繁に用いられていたのが日本だったからだ。また、同様に社会的隔離を行っていなかったスウェーデンも、1日の死者が100人を超えて方向転換を迫られている。もはや、隔離は世界的に避けられないものに。
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マンデッタ保健相が7日に、コロナのピークは4月から5月になりそうだと発表した。このタイミングでサンパウロ州やリオ州をはじめとした州や市で隔離政策延長が発表され、この政策を支持する世論が強まっているのは幸いか。みんなで心を合わせて、感染拡大を少しでも食い止めたいところだ。