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リオ州=最多得票州議は元幽霊職員?=マリエレのプレート割りで有名に

 18年のリオ州議会選挙で最多得票を記録したロドリゴ・アモリム州議(社会自由党・PSL)に、以前、リオ州内の市の幽霊職員だった過去があり、働かずに合計で約8万2千レアルの給与を受け取っていた疑惑が生じている。8日付現地サイトが報じている。 
 これはフルミネンセ海岸部のメスキータ市の検察が明らかにしたものだ。それによると、アモリム氏は14年4月から16年3月まで、同市計画局の副局長などを歴任したことになっているが、実際の職務は行っておらず、その間に合計8万2105レアルを受け取っていたという。 
 検察が行った捜査によると、すでに10人ほどの同市職員が「アモリム氏が勤務する姿を見たことがない」と証言しているという。 
 メスキータ市検察局はリオ州地裁に、不正に受け取った収入額の差し押さえを求めており、地裁もアモリム氏に事情説明を求めているという。 
 アモリム氏は18年のリオ州議選で、ボルソナロ大統領(当時下議)が所属していたPSLから出馬。現リオ州知事(当時候補)のウィルソン・ヴィッツェル氏の横で、同年3月に殺害された元リオ市議マリエレ・フランコ氏を追悼するネームプレートを叩き割ったことで知られており、州議選では最多の14万票を集めて当選していた。