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帰国予定者は早めの出国を=在サンパウロ総領事館が呼びかけ

 新型コロナウイルスの影響により、ブラジル政府が全世界からの入国禁止処置を講じ、日本国政府もブラジルへの渡航中止勧告を出した。
 その関係で、ブラジル日本間を行き来する航空便の減便・休便が目立ってきている。
 その事態を受け、在サンパウロ日本国総領事館(野口泰)は、帰国する予定のある駐在員等の在留邦人への早期出国の検討を呼びかけている。
 また安全対策を強化するためにブラジル国内に滞在中の邦人を調査しており、「多くの方に伝わるよう共有してほしい」と協力を呼びかけている。
 設置されている調査フォームは(https://forms.gle/5DE749RxdTh6qBit8)家族がいる場合はまとめて登録が可能。
 問い合わせは、同総領事館領事部(電話=11・3254・0100、メール=cgjassist@sp.mofa.go.jp)まで。

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 在サンパウロ日本国総領事からは、「治安悪化に注意を」との呼びかけも行われている。新型コロナウイルスの外出自粛措置により、街から人通りがなくなっており、いつも以上に警戒が必要になっている。邦人が路上強盗にあったという事例や病院関係者や保健所職員を装った強盗も発生している。コロナウイルスの感染情報だけでなく、幅広い正確な情報収集が必要になっているようだ。