新型コロナウイルスの影響で、3月は食品で値上がりが目立っていたと、9日付フォーリャ紙サイトが報じている。
地理統計院(IBGE)が9日に発表したところによると、3月は食品価格が前月比で1・13%上昇し、2月の0・11%を大きく上回っていたことが分かった。
価格上昇が特に目立ったのは、20・39%値上がりしたニンジンを筆頭に、玉ねぎ(20・31%)、トマト(15・74%)、ジャガイモ(8・16%)、卵(4・67%)などだ。
だが、3月の拡大消費者物価指数(IPCA)そのものは0・07%高で、0・25%だった2月を下回り、レアル・プラン以降で最低となっている。それは、国際的な原油価格の下落やコロナウイルスの影響で、燃料代や航空料金が下がったことなどが影響している。
タグ:コロナ