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東西南北

 新型コロナウイルスの感染被害に伴う緊急援助金の受領手続きに関し、連邦政府が低収入の母子家庭を対象とした改正を行い、14日から発効となった。家長である母親が1200レアルの援助金を求める際、同居家族の納税者番号(CPF)の申請が必要だが、16歳未満の子供のCPF取得手続きが無料かつメールでできるようになったのだ。従来は、連邦貯蓄銀行やブラジル銀行、郵便局などに出向かなくてはならなかったが、コロナ対策上、望ましくない大人数の行列が窓口でできないように配慮した方策だ。各種の手続きが緩和、迅速化され、少しでも早く、困っている人に援助金が届いてほしい。

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 今年の復活祭を絡めた連休中、サンパウロ州の州道での交通量が、昨年の同連休期間と比べて、平均で52%減少したことがわかった。連休前日の木曜日から日曜日(今年の場合は9〜12日)の4日間の比較によるものだ。もっとも落ちたのは、モジ〜ベルチオガ間の77・7%と、リオ〜サントス間の70・8%だったという。やはり、コロナ対策に伴う外出自粛令の効果だとは思うが、隔離率70%を望むと口にしているドリア知事はどう思うだろうか。
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 隔離期間中は家の中にこもり続け、憂鬱な気分にもなりがちだが、この時間を少しでも有効に過ごそうと、これまでやってこなかったことを一念発起して始める人が増えているという。人気が高いのは、インターネットを使った通信での習い事や、これまでは作ったことのない料理を自炊することとか。苦難や不都合を前向きに捉えるのはいいことだ。