新型コロナウイルス対策に伴う隔離政策開始後に行われた企業の好感度調査で、スーパーのマガジン・ルイーザなど、同政策に積極的に協力した企業の好感度が上がっていることがわかった。20日付エスタード紙サイトが報じている。
HSRという団体が行った最新調査によると、マガジン・ルイーザが2位に大差をつけて好感度企業のトップに入ったという。
同店は、サンパウロ州のジョアン・ドリア知事が3月20日に非常事態宣言を出した直後に、オンライン販売の送料を無料にすると発表し、話題を呼んだ。さらに、雇用確保を約束し、コロナ対策に1千万レアルを寄付するなど、ルイーザ・トラジャーノ社長の言動が人気を呼んだ。
2位にはレストランの出前サービス・アプリのiフード、3位は飲料会社のアンベヴ、4位は化粧品メーカーのボチカリオ、5位はネット販売のメルカード・リーヴリだった。
アンベヴとボチカリオは消毒用アルコールの製造で、iフードとメルカード・リーヴリは、商店が開かない状況下での宅配サービスで人々の生活に貢献していたのが評価されたようだ。