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■訃報■オイスカ・ブラジル総局ゼネラルマネージャー 高木オズワルドさん

高木オズワルドさん

 オイスカ・ブラジル総局のゼネラルマネージャー、高木大和オズワルドさんが23日深夜、サンパウロ市のサンタマジオリ病院で心臓麻痺により亡くなった。2年前に心臓発作を起こして以来、入退院を繰り返していた。享年72。ニッケイ新聞の高木ラウル社長の実弟。
 24日午前、親族だけが立ち会ってビラ・クレメンチーナ墓地で火葬された。初七日や四十九日法要は行わず、コロナショックが収まってから、偲ぶ会を行う予定。
 高木さんはサンパウロ市ピニェイロス生まれの二世。サンパウロ州立獣医学部(UNESP)ボツカツ校を卒業後、ブラジリアの農務省にも4年ほど勤務し、セラード開発の一端を担った。
 1993年にオイスカ・ブラジル総局が設立されたときからゼネラルマネージャーを務め、ブラジルでの植林事業などに邁進した。少年時代にはコーペルコチアで野球を始め、その後もジガンテ・チームにも入り、オールドボーイまで生涯プレイを続けた。