連邦政府による新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、非正規雇用者らへの2度目の緊急援助金の支払いが、27日に始まった。支払い先の銀行では長蛇の列ができ、感染拡大も懸念されている。28日付現地紙、サイトが報じている。
今月9日に始まった第1回目の支払いでは、3130万人に対し、220億レアルが払われたが、2回目の今回も、支払い解禁日の27日は連邦貯蓄銀行(CAIXA)に長い列ができた。場所によっては5時間待ちのところもあったという。
コロナ対策上、人が多く集まることは歓迎されないため、支払いにも細かいルールが規定されている。支払い開始日は誕生月ごとに、27日が1~2月、28日は3~4月、29日が5~6月、30日が7~8月、5月4日が9~10月、5日が11~12月生まれとなっている。
また、窓口での混乱を避けるため、受給者には以下のことが求められている。「自分に受給資格があるかを事前に確認する」「自身の受け取り番号をCAIXAのアプリで事前に獲得する」「なるべく人が並んでいない支店に出向く」ことなどだ。不明な点は公式サイト auxilio.caixa.gov.brで調べることも可能だ。
支払いはもう1回行われる。
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