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豊富な定食50種類!「甚六」も持ち帰り開始=

変わり丼のメニューの一部

変わり丼のメニューの一部

 「お金が次々と消えていきます。長年お店をやっていますが、こんな経験は今までありません」――サンパウロ市リベルダーデ区の日本料理店「甚六」オーナー兼料理人の兵藤陽子さんは、コロナ禍での営業再開の感想を、ため息まじりにそう話した。

 クアレンテナ(検疫)発令から1カ月余りが過ぎた4日、同店もヴィアージ(持ち帰り)を始めた。従来の定食メニューをそのまま持ち帰りできるため、50種類以上の豊富さを誇る。

 弁当(30レアル)、ヤキソバ(大20レ、小10レ)の他、豚肉しょうが焼丼やハンバーグ丼などのどんぶりもの、もやしニラレバー炒めや豚キムチなどの炒めもの定食、鮭や鯖などの焼き魚定食、チャーハン餃子セット、カツカレーやハヤシライスなどもメニューにはある。

 「日本食の定食」「久しぶりに本格的なつまみ」が食べたくなった時の有望な選択肢といえそうだ。

 商品は店頭受け渡しのみ。注文は日本語対応が可能。月~土曜日まで11時30分~14時30分、18時~21時まで営業。注文の電話は(11・3207・8078)まで。店所在地(Rua Tomaz Gonzaga, 110, Liberdade)。