中銀が18日に発表した、金融関係者へのアンケート調査による経済指標予測集「フォーカス」によると、2020年の国内総生産(GDP)成長予測が、先週よりも約1%ポイント低い、5・12%減に下方修正された。18日付現地サイトが報じている。
11日に発表された予測では4・11%減だったGDP予測は、1・01%ポイントと大幅に切り下げられ、5・12%減になるという。
連邦政府は先週、今年のGDP予測を4・7%減としたが、それをさらに下回る予想となった。世界銀行は5%減、国際通貨基金は5・3%減を予想している。
これで、フォーカスによる今年のGDPの成長予想は4週連続で下方修正されたことになる。
また、20年のインフレ予測も、1・76%から1・59%に下方修正された。
市場関係者は経済基本金利(Selic)についても、現在3%だが年末には2・50%~2・25%まで下がるだろうと予測している。