「おうちに居て誰かを救おう」―ニュージーランド出身の絵本作家フォビ・モリスさん(28歳)が作成したデジタル絵本「ユウマくんはスーパーヒーロー」(原題SUPER FELIX)は、日本語やポルトガル語を含め11カ国語で翻訳公開され、無料ダウンロードできる。
物語は5~8歳むけに作られており、コロナウイルスについてイラストを用い視覚的にわかりやすく説明。主人公のユウマくん(ポ語版はフェリックス)の視点から「家に居ることで誰かの命を救うヒーローになれる」とメッセージを子どもたちに向けて投げかけ、子どもが前向きに取り組めるような物語となっている。
日本語版は「みんながヒーロープロジェクト(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)」のサイトで公開。「ユウマくんはスーパーヒーロー」以外にも様々なコンテンツが随時追加され、コロナウイルスに関する情報を発信していく。
ダウンロードはSUPER FELIX公式サイト又はみんながヒーロープロジェクト(日本語版のみ)からダウンロードできる。▼11ヶ国語(https://phoebemorriscreative.com/superfelix)▼みんながヒーロープロジェクト(https://www.keiosfchic-covid19hero-project.com/)
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「ユウマくんはスーパーヒーロー」(原題SUPER FELIX)は、製作者であるフォビ・モリスさんの3歳になる息子にもウイルスがどういったものか理解してもらい、ポジティブに対策へ向き合えるよう制作されたとか。日本語もポルトガル語もあり、子供向けのやさしい文体となっているので日本語学校の教材にも良いかも?