記者が居候するサンパウロ市ミランドーポリス区にある親戚宅アパートでは、3月から毎晩ボルソナロに抗議するためにパネラッソ(鍋たたき)をする住人がいる。最初は注意する人もいなかったが、さすがに毎晩だと煩く感じる人も出てきて、最近では鍋たたきに「シーッ」と注意する人が出てきた。注意された直後はしばらく静かにするが、間をおいてまた叩きだす。するとまた「シーッ」と注意する。その結果、鍋と「シーッ」の奇妙なセッションが繰り広げられた日も。政治的な抗議だからといって、他人に迷惑をかけて良い訳はない。何事にも良識と節度が必要なようだ。