【既報関連】マット・グロッソ州のマウロ・メンデス知事(民主党・DEM)が4日、新型コロナウイルスに感染したと公表したと同日付現地紙サイトが報じた。
同知事の感染は3日の夜、確認された。無症状で自宅隔離に入り、ビデオカンファレンスなどの形で日常業務は通常通り行う。同知事は感染公表時、「感染の輪を断ち切る意味で自宅隔離に入るが、全ての感染者が回復するよう願いつつ、コロナの感染拡大抑制のための働きを継続する」と語った。
同州の4日現在の感染者は3194人。発生率は100万人あたり917人で、全国でも低い方から5番目だ。死者は82人で、死亡率は100万人あたり24人(低い方から6番目)だ。
知事のコロナ感染は7人目。最初に感染が確認されたのは、パラー州のエルデル・バルバーリョ氏(民主運動・MDB)とリオ州のウイルソン・ヴィッツェル氏(キリスト教社会党・PSC)で、4月14日に感染を公表した。バルバーリョ氏は4月末に、ヴィッツェル氏は、4月23日に感染確認を公表したエレナ夫人と共に、5月に回復を宣言した。
アラゴアス州のレナン・フィーリョ氏(MDB)は4月25日に確認後、5月7日に回復を宣言。ペルナンブコ州のパウロ・カマラ氏(社会党・PSB)とロライマ州のアントニオ・デナリウム氏(無所属)は5月18日に感染を公表。二人とも入院は不要で、デナリウム氏は5月31日に回復を宣言した。エスピリトサント州のレナト・カーザグランデ氏(PSB)は5月25日に感染を公表。マリア・ヴィルジニア夫人と共に自宅隔離中だ。