コロナ禍で経済活動が低迷する中、現政権が再び、勤続期間保障基金(FGTS)による経済刺激策を採用する事を決め、払い出しの日程などを公表した。
FGTSの払い出しを担当するのは連邦貯蓄銀行(Caixa)で、今回は、現在勤務中の会社が積み立てている活口座と、以前勤めていた会社が積み立てていた休眠口座の双方から、最低賃金一つ分までを引き出す事が出来る。
Caixaは15日から、fgts.caixa.gov.brというサイトか、電話111で、FGTSの口座残額や引き出しが可能な日付を確認出来るようにしている。残高などは、FGTSのアプリや、Caixaのインターネット・バンキングでも確認出来る。
今回の緊急援助は引き出しを義務付けるものではなく、アプリやサイトを使って確認作業を行う際に、「引き出しは行わない」または「FGTSの口座に戻す」という選択も可能だ。「引き出しは行わない」などの選択は、Caixaが払い出す予定日の10日前までに行う必要がある。
FGTSの払い出しは6月29日から始まり、労働者名で自動的に開設される「コンタ・ポウパンサ・ソシアル・デジタル」という貯蓄預金の口座に振り込まれる。現金での引き出しや他の口座への振り込みは7月25日から可能となる。
貯蓄預金の口座への振り込み日と、貯蓄預金のお金を他の口座に振り替えたり現金で引き出したり出来るようになる日は、誕生月によって異なるので、注意が必要だ。
貯蓄預金の口座への振り込み日は、1月生まれ6月29日、2月生まれ7月6日、3月生まれ7月13日、4月生まれ7月20日、5月生まれ7月27日、6月生まれ8月3日、7月生まれ8月10日、8月生まれ8月24日、9月生まれ8月31日、10月生まれ9月8日、11月生まれ9月14日、12月生まれ9月21日となっている。
また、現金での引き出しや他の口座への振り替えが可能になる日は、1月生まれ7月25日、2月生まれ8月8日、3月生まれ8月22日、4月生まれ9月5日、5月生まれ9月19日、6月生まれ10月3日、7月生まれと8月生まれ10月17日、9月生まれと10月生まれ10月31日、11月生まれと12月生まれ11月14日となっている。(15日付G1サイトより)
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