サンパウロ州政府は3月からインフルエンザ予防接種を始めていたが、今月から対象が全員に拡大したので、誰でも接種できるようになった。
希望者は最寄りのポスト・デ・サウージ(保健所)で在庫が無くなるまで受けられる。期間は7月24日まで。
これは新型コロナとは関係がない。ただし、症状が似ているのでこのワクチンを接種しておくと、いざ怪しい症状が出たときにワクチンをうった感染症を除外できるので、医者が判断しやすくなる。
同予防接種にはグループごとに日程が組まれている。3月23日からは高齢者や医療従事者、4月16日からはトラック運転手や公共交通機関で働く人、刑務所職員、先住民。5月11日からは子供(6カ月から6歳未満)、妊婦、産後45日までの産婦、障害者。5月18日からは55歳から59歳までの公立・私立学校の教師や大人などとなっていた。
サンパウロ州政府によると、このワクチンは安全性が高く、風邪やインフルエンザによって引き起こされる肺炎症状の予防に効果的だという。ワクチンは接種から2週間後で効き出す。流行前に早めの接種を。