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東西南北

 2000年代にセレソンでも活躍した元サッカー選手、ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、ブラジル・サッカー界きっての人権派として知られている。彼が7日、英国のガーディアン紙に対し「ブラジルには何千人ものジョージ・フロイドがいる」と語った。これは米国で盛り上がる、黒人を殺害した白人警官の暴力への抗議運動「ブラック・ライヴス・マター(BLM)」に触れたもの。彼はブラジルでも日常的に黒人差別があることを主張し、さらに「サッカー選手は金を稼ぐことばかり教えられる」とサッカー界の保守性も批判した。ブラジルでBLM支持の意見が目立つのは、彼の指摘する内容が的を射ているということか。金の指摘も正しい気が。
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 7日にコロナウイルス感染を公表したボルソナロ大統領。4日にサンタカタリーナ州の空港で7歳の少年と接触し、一緒に写真を撮っていたことが判明している。Sそのジョゼ・エンリケ君は大統領のファンで、ブラジル国旗をデザインしたマスクをして、大統領と一緒に親指を立てて写真に写っていた。だが、その翌日からジョゼ君と父親はコロナの症状を訴えているという。2人はまだ検査を受けていないというが、大統領は早く検査を受けるよう、促しているという。
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 8日の13時頃、サンパウロ市北部サンターナのファヴェーラで火災が発生。20台ほどの消防車を動員して消火作業が行われたが、100軒ほどのあばら屋が焼け、18歳の少年が1人死亡した。気候的に冷え込む時期である上に、コロナ禍で家にいる必要がある時期に、住む場所を失った人のことを思うとつらいものがある。