リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、第42回七夕祭りを8月2日にオンラインとドライブスルーで行うと、20日に記者会見して発表した。同祭は例年、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場で開催されていたが、新型コロナウイルスの感染防止につき、本年は特別のやり方に変更となった。池崎会長は「コロナの影響でリベルダーデも暗くなりましたが、そんな暗雲を吹き飛ばすような祭りにしたい」と熱く語った。
当日の催し物はフェイスブックやユーチューブといったSNSで配信される。ライブ配信には、歌手の平田ジョエやヨコタ・カオリ、リカルド・ナカセによる歌唱、和太鼓の演奏、ソーラン節やよさこい踊り、阿波おどりの披露、空手や剣道、合気道による演武など、50以上の催し物が披露される予定だ。
さらに同日、オンライン配信とは別に、ニッケイパラセホテル向かいにある通り抜け可能な駐車場を開放し、七夕装飾を施した吹き流しや、短冊が掲げられた竹が盛大に飾られる。同駐車場入り口はRua Fagundes,153,Liberdade、出口はRua Galvao Bueno,382,Liberdadeとなる。
短冊は専用サイトにて事前購入、白「PAZ(平和)」、黄「DINHEIRO(金)」、ピンク「AMOR(愛)」、赤「GRATIDAO(感謝)」、緑「ESPERANCA(希望)」、青「PROTECAO E SAUDE(健康)」の6種類が販売されている。
短冊を同祭サイトで購入し、同サイト内に自分の願いを記入すると、ACALの方で願いを短冊に印刷して笹竹に取り付け、当日披露する。
その他、焼きそばやとんかつ弁当、餃子、天ぷら、鳥の唐揚げなどの弁当や軽食なども事前予約すれば購入が可能。受け取り場所は、リベルダーデ大通の東洋会館(Avenida Liberdade,365,Liberdade)になっている。
池崎会長は「今回初の試みですが、コロナでも七夕祭りが楽しめるよう試行錯誤しました。ぜひ皆さんご参加ください」と呼びかけた。
ACAL七夕まつりは8月2日に開催。オンライン配信は14時より予定。短冊観覧時間及び軽食、弁当の受け渡しは10~17時まで。
▼短冊購入は七夕祭り専用サイト(https://www.tanabatamatsuri.com.br/)、▼弁当、軽食の注文連絡先(ワッツアップ=11・99025・2113)、▼七夕イベントライブ配信はACALユーチューブ(https://www.youtube.com/channel/UCf-_q252L9CeaD4L3AMYPzQ)、フェイスブック(https://www.facebook.com/acalliberdadeoficial)で。