新型コロナウイルスの影響により、今年のF1ブラジルGPが正式に中止と決まった。24日付現地サイトが報じている。F1世界選手権は、国際自動車連盟 (FIA)が主催する自動車レースの最高峰。
これはF1を主催するFIA が正式発表したもので、ブラジルのほか、米国、カナダ、メキシコでのグランプリが正式に中止となった。その一方でドイツ、ポルトガル、イタリアのグランプリは行われることが決まった。
ブラジルGPは、サンパウロ市のインテルラゴス・サーキットで11月15日に行われる予定だった。ブラジルGPが行われないのは47年ぶりの出来事。
ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事やブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長は7月上旬に「安全に配慮した上での開催」を主張していた。今回のFIA側の決定に、コーヴァス市長は「開催可能なコンディションを主張したい」と話している。