スポーツ・キャスターとして人気上昇中だったロドリゴ・ロドリゲス氏が28日、コロナウイルスにより亡くなった。45歳だった。28日付伯字サイトが報じている。
ロドリゲス氏は9日、グローボ局番組「トロッカ・デ・パッセズ」で「最近、コロナの陽性反応を受けた人と接した」と語り、13日にPCR検査を受け、陽性反応の結果を受けた。その後は自宅で隔離生活を送っていたが、25日に嘔吐と激しい頭痛を訴えるなど体調が急変した。病院で心臓の手術を受けたが、28日の午前に息絶えた。
ロドリゲス氏は1995年にヴィーダ局で司会を始め、2001年にクルトゥーラ局で司会を始めた。当時は人気ジャーナリストのマルセロ・タスの番組に出演していたが、以後、同局とバンデイランテス局でバラエティの仕事をしていた。
2011年にESPN局で、ロドリゲス本人がかねてから希望していたスポーツ担当となり、番組「バテ・ボラ」で人気者となった。そして2019年に最大局のグローボ局に移籍し、知名度をあげていた最中だった。
ロドリゲス氏は音楽にも非常に造詣が深いことでも知られており、より幅広い活動が期待されていた矢先だった。