29日、リオ・グランデ・ド・スル州で偽札を製造していたグループが連邦警察に逮捕された。29日付現地サイトが報じている。
捜査は、ブラジル最南部リオ・グランデ・ド・スル州の北部海岸地帯にあるトーレス、カネラ、トレス・コロアで行われた。
連邦警察はトレス・コロアにある工場が偽札を製造していたことをつきとめ、それを指揮していた人物を逮捕した。さらに、この犯人と交渉を行っていた医師も同様に逮捕されている。
この工場からはすでに200万レアル(約4千万円)相当の偽札が出回っていると見ている。連警はそのうちの2万8千レアル分の回収に成功したという。偽札は10、20、50、100レアル札の種類があるという。
また連警は、犯人グループが製造工場を保有していたのみならず、ネットを通じて偽札売買を行なっていた事実もつきとめている。
偽札事件の場合、計画立案者には3年から8年、実行犯には3年から12年の実刑が一般的には科される。