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東西南北

 27日、大サンパウロ都市圏サンベルナルド・ド・カンポで、ジェットスキーをしていた24歳の男性、アンドレ・フェリペ・イグレシアス・ゴンサウヴェスさんが、後ろからきた別のジェットスキーに轢かれて死亡する事故が起きた。この件で警察は、加害者となった26歳女性を業務過失上致死容疑で起訴する予定。この女性はジェットスキー免許を持っていなかった。この日も友人のを借りて楽しんでいたが、猛スピードになったのを静止できず、前を行く2人を轢き、アンドレさんを死亡させてしまった。コロナ外出自粛規制の緩和でこうした活動も許されてきたわけだが、それに水を差すような悲劇だ。
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 22日、大サンパウロ都市圏イタペヴィで、路上生活者のヴァギネル・アパレシード・ゴウヴェイア・デ・オリヴェイラさん(37)とジョゼ・ルイス・デ・アラウージョ・コンセイソンさん(61)の2人が、前日夜にほどこされた食事が原因で亡くなった。食事を与えたのは福音派教会の51歳の女性。彼女本人と家族も同じものを食べたが気分が悪くなることはなかったと証言したが、警察は毒混入などの可能性もあるとみて捜査を行っている。
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 30日のサッカーのサンパウロ州選手権準々決勝は、サントスがポンテ・プレッタ、コリンチャンスがブラガンチーノと対戦する。ポンテ・プレッタは全国選手権で現在2部だが1部の常連チームで、ブラガンチーノは欧州大企業レッドブルのバックアップで台頭し、全国選手権1部に昇格してきたチーム。サントス、コリンチャンスには厳しい相手だ。