郵便局が全国的にストに入った。これは郵便労働者組合連合(FENTECT)が17日22時に決めたもので、終結する期日は決められていない。
同連合によると、ストの理由は「民営化の反対」「コロナ禍における労働者の衛生状態を経営側が無視している」ことにあり、労働者の権利が保証されるまで戦うとのこと。
同連合にとっては、2021年8月まで本来有効だった協約が、突如として経営側から反故にされたことが大きかったという。連邦政府が進めたがっている民営化とコロナが絡んでいる件だけに、これは解決までに時間がかかる可能性がありそうだ。
ただでさえ、コロナ禍で国際便に大混乱が生じている最中、さらに国内便にまで問題が広がり、新聞や料金支払い票を含め各種郵便物の配達など多方面に影響を及ぼしそうだ。