リオ州議時代のラシャジーニャ疑惑に揺れる大統領長男フラヴィオ・ボルソナロ上議が25日、コロナウイルスに感染したことを明らかにした。同日付現地サイトが報じている。
フラヴィオ氏によると症状は特に出ておらず、現在はブラジリアの自宅で隔離に入っている。自宅では父ボルソナロ大統領の勧めるヒドロキシクロロキンを服用して治療に努めているという。
これでボルソナロ一家でコロナに感染したのは、大統領とその夫人、義弟のジャイール・レナン氏についで4人目となる。
フラヴィオ氏のラシャジーニャ疑惑の捜査は、同氏の職員だったファブリシオ・ケイロス氏が逮捕された6月18日以降も続いている。リオ州検察局は現在、フラヴィオ氏がリオ市に所有するチョコレート店「コペンハーゲン」が資金洗浄に使われていたのではと捜査中だ。