エドゥアルド・ボルソナロ下議(大統領の三男)は27日、5月に米国で起きたジョージ・フロイドさん殺害事件で、「死因は警官の暴力による窒息死ではなく薬物中毒死」という、検死結果とは異なる“仮説”を拡散し、「全米で盛り上がる黒人の命の保護を訴える運動『ブラック・ライヴス・マター』はテロリストの陰謀」との見解を示した。奇しくも米国ウィスコンシン州で、無抵抗の黒人男性が白人警官から7発の銃弾を受けたことに対する抗議の際、白人優越主義者の17歳の少年が抗議者2人を銃殺し、国際的な社会問題になっている最中でのこと。自分と蜜月関係を報じられている米国極右の大物のスティーヴ・バノン氏の逮捕に関して、同下議は無言のままだ。
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音楽プロデューサー、作曲家として知られるアルナルド・サッコマニが27日、サンパウロ州インダイアトゥーバ市の自宅で亡くなった。71歳だった。腎不全と糖尿病を患っていた。サッコマニは60年代から音楽活動をはじめ、ヒタ・リーやチム・マイアといったブラジルを代表する大物歌手のプロデュースを手がけ、メキシコの国民歌手ルイス・ミゲルとの仕事でも知られていた。晩年はSBT局のオーディション番組の審査員としても知られ、それが最後の仕事となった。
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26日のサッカーの全国選手権、本拠地モルンビーでのアトレチコ・パラナエンセ戦に臨んだサンパウロは、今季から新加入したルシアノの決めた得点を守りきり、1―0で勝利を収めた。これにより、サンパウロは3位に浮上した。一方、コリンチャンスは、元サンパウロの英雄、ロジェリオ・セニが監督をつとめるフォルタレーザを相手に1―1で引き分けた。