8日午後4時頃、サンパウロ市地下鉄5号線のアドルフォ・ピニェイロ駅の券売所の傍で、男性が女性を人質にとる事件が起きた。現場に駆け付けた軍警の特殊戦術行動隊が、犯人と交渉を行った結果、2時間以上を経た午後6時10分に女性は無傷で解放された。女性の背後に回って喉元にナイフを突きつけていた犯人も逮捕された。犯人の名前は明かされていないが、男性は精神疾患を患っており、交渉中も文脈が通らない会話が繰り返されたという。家族によると、男性はこの日、治療薬を服用していなかったという。この事件の間、同駅は封鎖されていたが、5号線の運行は通常通りに行われた。午後8時、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は、事件を無傷で解決した軍警を讃えた。
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ブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長は5日、映画館再開にあたっての注意事項を発表した。それによると、館内の入場者は60%以内とし、どんなに大型の映画館でも、人の入りを200人以内に収めることなどが定められている。映画館の再開は、州の定める外出自粛緩和レベルが4になってから実施される見込みだという。それがいつからになるのか、市長は明らかにしていない。だがこの時期に、この内容を発表するということは、そんなに遠い将来ではなさそうだ。
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サッカーの全国選手権は第9節。9日はリオきっての伝統カード「フラ・フル」ことフラメンゴ対フルミネンセ戦が行われ、話題となった。今日10日は、サンパウロ州きっての人気カード、コリンチャンス対パルメイラス戦がサンパウロ市イタケーラで行われる。先月行われたサンパウロ州選手権の決勝ではパルメイラスがPKで勝ったが、コリンチャンスの雪辱なるか。