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【マーケット短報】市場の大半下げの中、分社化でGPA15%上げ

Ibovespa(ボベスパ指数)は木曜日(10日)、海外の石油関連の下落をきっかけとしたペトロブラス(PETR4)の下降圧力を受け、NYが勢いを失ったのにつられて下げを拡大した。

ただし、GPA(Grupo Pão de Açúcar)取締役会は9日(水)、同社の卸売りスーパーアサイーの分社化とその後のB3とニューヨーク証券取引所への上場に向けた検討を承認したと発表した。これを受けて10日、Pão de Açúcar(PCAR3)株は15%上げた。

ただし、それ以外の大半、例えば銀行もイタウ・ウニバンコPNが1%減、ブラデスコPNが2.2%減などと下げた。Ibovespaのポートフォリオの一部である77株のうち、13種はこの午後マイナスで働いていた。
10日午後2時58分、Ibovespaは1.36%下落し99,918.65ポイントになった。それ前には101,536.48ポイントまで上昇していた。最も落ちたときには99,893.70ポイントまで下落。取引き量は163億レアルだった。

10日にいきなり15%上げたPão de Açúcar(PCAR3)株(https://www.tradingview.com/x/0egTu1mG/)