10日、サンパウロ市は今年に入って2番めに高い33・4度を記録した。今年の最高気温は1月27日に記録した33・7度だ。普通、年間の最高気温は夏季の1月もしくは2月に記録されるが、以前から9月もしくは10月に気温が急に高くなることは決して少なくなく、今年も4日に32・5度を記録したばかりだった。雨が降らない上に気温が上がっているため、湿度も20~30%とかなり低い。この状態が続けば、この週末も、コロナ禍にもかかわらず、海岸部などが人で賑わいそう。ただし予報では、14日の夜からは、サンパウロ州に寒冷前線が到来するため、気温が下がるという。暦の上ではまだ冬。急激な寒暖差で体調を崩しやすい時期なので気をつけたいところだ。
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調査団体アトラス・ポリチコの行ったサンパウロ市市長選のアンケートによると、現在は四つどもえ状態で、現職のブルーノ・コーヴァス氏(16%)とギリェルメ・ボウロス氏(12・4%)、セウソ・ルッソマノ氏(12・3%)、マルシオ・フランサ氏(11・5%)と、かなりの混戦になっている。中道右派と左派が2人ずつと、昨今の政治状況を反映した結果だ。ここから2カ月、一体誰が抜け出すことになるのか。
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今週末のサッカーの全国選手権。今日12日は、サントス対サンパウロの伝統カードが行われる。13日は、コリンチャンスが敵地でのフルミネンセ戦、パルメイラスが本拠地でのスポルチ戦となる。週明けからはいよいよ、中断していたリベルタドーレス杯も再開される。サッカー・ファンにとっては忙しい時期になりそうだ。
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