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《リオ州》CVを2億レ資金洗浄で捜査=サンパウロ州PCC摘発に続き

 16日、リオ州を拠点とする犯罪集団「コマンド・ヴェルメーリョ(CV)」の資金洗浄疑惑に対する捜査が行われ、大物幹部が逮捕された。16日付現地サイトが報じている。
 今回行われた「オーバーロード2」作戦は、2015年に行われた「オーバーロード作戦」の続編にあたる。主導はリオ州検察局とリオ市警だ。
 前回の捜査は、武器や薬物の取引の取締に関わった61人が告発される、かなり大掛かりなもの。今回も12人が告発されており、その家屋などの家宅捜索令状は28件に及んだ。
 家宅捜索の対象とは、リオ州だけにとどまらず、ミナス・ジェライス州、南マット・グロッソ州、パラナ州、サンタカタリーナ州の計5州に至った。

 今回告発された12人の中には、コマンド・ヴェルメーリョの大物幹部で共に企業家のエリアス・ペレイラ・ダ・シウヴァ(通称エリアス・マルーコ)、マルシオ・サントス・ネポムセノ(通称マルシーニョVP)の2人が含まれている。この2人は既に、カタンドゥヴァスの連邦刑務所に収容されている。
 今回の捜査対象となった人物や企業が捜査線上に浮かび上がったのは、2014年のある捜査で捕まった容疑者の携帯電話から、復数の犯罪者の会話が見つかったため。両容疑者が資金洗浄に使ったと見られる、個人や企業の名義の銀行口座が少なくとも28特定された。
 この資金洗浄は麻薬や武器の取り引きで得た金を隠すためのもので、1年余りで2億レアル以上の金を動かしていたと見られている。
 また、エクスポアルテ、リリス・ブラジリアン、ヴェスト・トゥール、パウロ・モリニゴME、ヴィットル・イヴァノヴィッチMEといった企業のソーシオ(共同経営者)が告発を受けている。 
 サンパウロ州の犯罪集団、州都第一コマンド(PCC)も14日に、同様の捜査を受けている。

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